Q&A

ここでは、皆様からのご質問が多かったことに関して、お答えしております。

[茶ねっと。のシステムについて]
・「お試しセット」に急須は必要ないのでは?

[お茶の種類]
・「粉末緑茶」と「抹茶」との違いは?
・日本と中国の緑茶は何が違うのでしょうか?

[お茶のいれ方等]
・水の扱いを教えてください
・美味しい入れ方を教えてください
・良い急須の選び方を教えてください
・お茶を選ぶ際の目安はありますか?

[環境等]
・農薬がとても心配ですが大丈夫ですか?
・お茶の栽培環境を教えてください
・保存料や防腐剤が必要以上に入っていませんか?

[健康関連]
・食事中や食後すぐに飲むのは良くないと聞いたのですが
・アミノ酸の入っていないお茶はありますか?
・お酒の後のお茶が好きなんですが、お茶を飲みすぎた為か眠れないことがあります

[その他]
・最近流行りの緑茶ドリンクとの違いは?


質問はまだまだありますので、順次更新していきたいと思います。



Q. 「お試しセット」に急須は必要ないのでは?
A. わざわざ深むし用急須をセットにしてあるのは、急須によってずいぶんと味が違ってくるからです。特に深むし茶にはこの急須が必需品です。一度お使いになってみると、この急須の良さがわかるはずです。すでにお持ちの方も、割れやすい急須のことですから、予備で持っておいても損はないと思います。
それでも急須はいらない!という方もいるでしょう。もちろんご相談に乗らせていただきます。基本的に、カタログに載っていないようなセットでも何でもできますので、ぜひご相談ください。
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Q. 「粉末緑茶」と「抹茶」との違いは?
A. 「粉末緑茶」(粉末茶あるいはパウダー茶というお店もあります)は煎茶を臼で挽いて粉末状にしたものに対して、「抹茶」は碾茶(てんちゃ)を臼で挽いて粉末状にしたものです。”碾茶”とは玉露(よしずなどで茶園を覆って、直射日光を遮り旨味を増したお茶)と同じ葉を蒸した後、葉脈を取り除き乾燥させたものです。抹茶(碾茶)は特殊な製法により、旨味を増した、高級なお茶というわけです。
粉末緑茶は味は抹茶には劣りますが、お手軽価格ということ、抹茶同様に緑茶の成分をまるごと召し上げることができるということで、最近注目されている新しいタイプのお茶です。
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Q. 日本と中国の緑茶は何が違うのでしょうか?
A. 製法の違いです。日本のお茶は「蒸し製」のお茶で、摘み取られた茶葉をまずは蒸してから揉み込み、乾燥します。深むし煎茶はこの蒸す時間を長くして甘味やコクを引き出します。それに対して中国のお茶は「釜炒り製」のお茶で、鉄製の釜で茶葉を炒って仕上げたお茶で、形は丸く、炒った香りが特徴的です。日本でも主に九州地方で作られています。
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Q. 水の扱いを教えてください
A. 美味しいお茶は良い水から、その通りです。カルキ臭があると、お茶の持つ本来の風味を味わうことができません。浄水器を使うのが理想ですが、ない場合は水道水をひと晩汲み置きしておくだけでも随分違ってきます。
また、水を沸かすときは必ず沸騰させます。深むし茶はぬるめのお湯で入れたいのですが、それでも一旦沸騰させてから冷ましましょう。水道水でも5分以上沸騰させれば、カルキ臭がほとんどなくなります。
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Q. 美味しい入れ方を教えてください
A. 美味しい入れ方、これは正直なところ、人それぞれだと思います。ですから、どのように入れていただいても結構なんですが、入れ方によって風味が変わってくるのは事実です。一応、目安となる基本的な入れ方を書いておきましょう。
茶葉の量は、湯呑み茶碗3人分で約5g〜6g用意します(大さじ1杯程度)。粉っぽくて重量感のある高級深むし煎茶(誉、里など)は少量入れただけでも5g〜6gになりますし、粗くて大きめな深むし煎茶(香など)や、くき茶、玄米茶などはそれよりもたくさん入れないといけません。
次に、お湯の温度ですが、深むし煎茶は70〜75度が理想です。質の高いお茶ほど冷ましてください。ぬるめのお湯にすると、旨味や甘味が引き出され、独特の豊かな風味を味わうことができます。熱めのお湯ですと、渋味や苦味が強く出てきます。また、くき茶や玄米茶は80度ぐらい、ほうじ茶は熱湯でも結構です。
お湯の冷まし方ですが、ポットに75度保温、80度保温といった機能が付いている場合は簡単ですね(残念ながら最近はあまり見かけません)。しかし、それがない場合は、一旦湯呑み茶碗に入れて冷ましましょう。「湯ざまし」という茶器もあるのですが、湯呑みでも十分でしょう。
浸出時間(急須にお湯を入れておく時間)は、だいたい60秒前後です。しかし、深むし茶は待たなくてもすぐに出すこともできます。急須を数回揺すって出せば濃くて美味しいお茶が出てきます。ただし、いくつもの湯呑みに均等な濃度で入れたい場合はあまり揺すらない方がいいでしょう。また、あまり揺するとお茶の苦味成分が出てしまいます。深むし茶ですので、それほど苦くはならないと思いますが・・・・・・。でも、ゆっくりと待って入れた方が味に深みが出るでしょう。それは濃い味のある細かい葉が充分に開くからです。ゆっくりと待つ余裕が美味しさを引き出します。
また、お茶はすべて湯呑みに注ぎ切ってください。急須にお湯を残してはいけません。お湯を一旦湯呑みに入れて冷ますことは、実は飲む量だけお湯を入れることにもなり便利なんです。特に深むし茶は何煎でも飲むことができますが、急須にお湯が残っている状態ですと、葉が開ききってしまい、美味しくなくなってしまいます。キッチリと注ぎ切ってしまえば、2煎目(2杯目)以降も濃くて美味しいお茶を出すことができます。
基本的にはこういったところなのですが、お茶はあくまでも嗜好品です。人それぞれの好みがありますから、分量、温度、浸出時間などは自分に合ったやり方でいいと思います。また気分によって変えてみるのもいいかもしれませんね!でも、お湯をすべて注ぎ切ることは重要です。これだけはぜひやってみてください。それから、急須によってもかなり味が変わってきますが、それは次の質問でお答えいたします。
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Q. 良い急須の選び方を教えてください
A. お茶の味はお茶の品質だけではなく、急須によっても大きく変わってきます。それほど急須は大切なものなのです。お茶の美味しさを充分に引き出すことができる急須を選びたいところです。
特に茶こしの部分が大切です。出っ張りがなく、網目の細かい、大きな丸い茶こしのついた急須がいいでしょう。茶葉が目に詰まることなく、スムーズに注ぐことができます。最後の一滴まで無駄なくスムーズに注ぐことができるでしょう。これが深むし用の急須です。深むし煎茶や粉茶など、細かいお茶には必需品ですし、普通煎茶やくき茶など、どんなお茶でも便利に使えます。他の急須では出が悪かったお茶が、深むし用急須で入れたらあら不思議!とても良い水色、風味のお茶になったということもありました。
弊社で扱っている急須は、常滑焼の朱泥の素焼きの急須です。朱泥には鉄分が含まれていて、鉄びんでお湯を沸かすとおいしくなると言われるのと同様に、まろやかな味にしてくれます。
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Q. お茶を選ぶ際の目安はありますか?
A. これは難しい質問ですね。パッケージを見ただけでは中身がわかりませんからね。一般のスーパーマーケットなどでは価格で判断するしかないところですが、高いから美味しいとは限りません。スーパー、コンビニなどではその流通形態からして割高にならざるを得ないわけです。また、お茶は嗜好品ですので好みもあるでしょうから、一概に価格で判断することはできないでしょう。
最も確実なのは、町のお茶屋さんで一杯試飲させてもらうことでしょう。お茶屋さんの方が流通形態を考えても割安ですし、自分好みのお茶を選ぶこともできるでしょう。もちろん弊社は製造直売ですので更に割安になっています。しかし、通販という形態のため試飲というわけにはいきません。ですので、まず手始めにいろいろなお茶がセットになった「お試しセット」を推奨しております。
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Q. 農薬がとても心配ですが大丈夫ですか?
A. 農薬には殺虫効果があるものや殺菌効果があるものなどありますが、美味しいお茶を栽培するためには必要なものではあります。残留農薬の問題なんですが、各農薬には摘採(茶摘み、いわゆる収穫ですね)の○日前までには散布してください(残効期間)、あるいは何倍に薄めて散布してくださいという基準が定められております。定められた倍数で散布して、その残効期間の後に摘採したお茶でしたらまったくの無害ですので何ら問題ありません。
これに関しては契約農家の方に十分指導しておりますし、農薬や肥料を散布した履歴を書いていただくシステムをとっておりますので、誰が、いつ、どこの畑に、どんな農薬を、何倍で、どれくらいの量を散布したかということ、それはどの製品に使われた茶葉なのかということを証明することができます。
あとは無登録農薬の問題ですね。お茶に散布しても良いと定められた農薬以外は無登録農薬となりますので、そのような農薬はしないこと、これも十分徹底しております。
ということで、農薬の問題に関しては徹底して取り組んでおりますので、健康のためにはなっても、健康を害することはありませんので、安心してお飲みいただけます。最も美味しい1杯目を捨ててしまって2杯目から飲まれる方もいらっしゃるようですが、ぜひ1杯目からお飲みくださいませ。
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Q. お茶の栽培環境を教えてください
A. もちろん自然に囲まれた茶畑ばかりです。山間の茶畑のお茶は非常に良い風味になります。道路沿いの茶畑もありますが、車両の通行の少ない閑静なところにあります。国道沿いなどにはほとんど茶畑はありません。農家の軽トラックが走る程度の場所ばかりですので、ご安心ください。
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Q. 保存料や防腐剤が必要以上に入っていませんか?
A. 弊社のお茶は鮮度を保つために真空パックにしております。保存料、防腐剤などは入っておりません(ティーバッグ、粉末緑茶、5g入りの試飲茶には脱酸素剤を入れております)。また、真空パックしたものを専用の冷蔵庫で常に0℃程度の低温で保存してありますので、いつでも新鮮なお茶をお届けすることができます。
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Q. 食事中や食後すぐに飲むのは良くないと聞いたのですが
A. そんなことはありません。食事中や食後に飲むお茶は格別に美味しいですし、カテキンの抗菌作用により食中毒の予防にもなります。下痢を起こすウイルスも強力な殺傷力で阻止しますので、大変体に良いのです。どんなときにでも、美味しく、そして体に良いのがお茶なのです。飲みすぎると良くないということもありませんので、どんどん飲みましょう!
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Q. アミノ酸の入っていないお茶はありますか?
A. それは旨味を増すためにグルタミン酸ナトリウムを添加していないか?というご質問でしょうか?それでしたら心配ありません。弊社ではそのような添加物は一切使用しておりません。また、緑茶にはもともと旨味成分であるテアニン(アミノ酸の一種)が含まれておりますので、そのようなものを使用しなくても充分美味しいと思います。
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Q. お酒の後のお茶が好きなんですが、お茶を飲みすぎた為か眠れないことがあります
A. カフェインのせいですね。覚醒作用がありますので眠れないということもあるでしょう。運転中などにはとても良いのですけどね。あまり眠れない方は、寝る前はあまり飲まない方がいいのかもしれません。しかし、カフェインは二日酔いの原因であるアセト・アルデヒドを分解してくれるので、お酒を飲んだ後はぜひお茶を飲みたいところです。でも、眠れないとなると考えものですね。お茶を飲む量も適度にということで、調節していただくしかないかもしれませんね。
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Q. 最近流行りの緑茶ドリンクとの違いは?
A. 今流行りの緑茶ドリンクもサッパリしていて、とても美味しいとは思いますが、まったく違う飲み物といった感じですよね。まず、原料は非常に安いお茶を使っています。そして特殊な方法で製造しているのですが(これはよくわかりません)、とても薄いですね。もちろん、カテキンなどの成分も入っておりますが、濃いお茶の方がたくさん入っているのは言うまでもありません。ということで、味、成分、値段、すべての面において急須でじっくり入れたお茶には劣ってしまいます。手軽に飲むことができますので、急須で出したお茶とはまったく違う飲み物と考えればいいかもしれませんね。
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